【最強思考エンジン】が無料で使える【将棋GUI】のダウンロード方法と使い方

この記事は…こんな方におすすめです。

こんな方におすすめ

最強思考エンジンを使って評価値検討・棋譜解析をしてみたい方。
将棋ソフトで候補手検討をしてみたい方。
将棋ソフトを使って、将棋を強くなりたいと思っている方。

将棋ソフトで、評価値や棋譜解析を使ってみたいな...

自分は将棋好きなので、頻繁に将棋のライブ中継や将棋のオンラインゲームをしたりしています。将棋のライブ中継はABEMAテレビやスカパーの囲碁・将棋チャンネルを観たりしています。オンラインゲームは将棋ウォーズをします。

将棋ライブ中継や、将棋ウォーズでは、「評価値」を利用した解説が一般化してきていますね。実は、この評価値が使える将棋ソフトが誰でも利用できるフリーソフトがあるんです。

しかも無料でダウンロードして使うことができます。こんな感じのソフトです。

本格的な将棋ソフトですね。

今回の記事を最後まで読んで頂けると…

本記事の内容はこちら

評価値付きの将棋ソフトが使えるようになる。
将棋ソフトのダウンロード方法を詳しく解説。
コンピューター将棋選手権で上位強豪の将棋ソフトの「最強思考エンジン」の利用方法を解説。

強豪の「思考エンジン」を使ってみたいな！

プロ将棋棋士の対局がより一層楽しめたり、将棋ウォーズの棋力アップに貢献すること間違いないですね。こんな感じです。

これで将棋がもっと楽しくなる！！

>>ABEMA・スカパー！,の将棋チャンネルをチェックはこちらからどうぞ。

>>将棋ウォーズはこちらからどうぞ。↓

将棋ウォーズ

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では、始めますね。

将棋ソフト【将棋GUI】って何？

解説していく将棋ソフトは「将棋GUI」です。

簡単に言うと…
誰でも使って良い将棋ソフトです。ファイルをダウンロードして使えます。いわゆるフリーソフトですね。

ちゃんと使えるの？

自分もインストールして使っています。今のところ不具合を起こしたことはないですが…ちゃんと使えています。

一般ユーザー向けなので簡易版のようですが、かなりマニアックなソフトです。世界コンピュータ将棋選手権の歴代入賞者が開発したエンジン（棋譜解析などに使うもの）が無償で公開されていたりして、この将棋GUIで利用することができます。

詳しくはこちらの開発情報をチェックしてみてください。ShogiGUI開発情報のサイトへ

ここからは将棋GUIのインストール方法とその使い方を詳しく解説していきます。

もっと簡易的な将棋ソフト（インストールすれば、そのまま使える）のもあります。こちらの記事で解説しておりますので、ご参考ください。「K-Shogi」という将棋ソフトがわかる記事です。

あわせて読む

: 【無料】評価値が付いた将棋ソフトのインスト―ル方法とその使い方
続きを見る

将棋GUIのインストール方法

step
1将棋GUIのサイトから「ShogiGUI」をダウウンロードします。

将棋GUIのサイト: http://shogigui.siganus.com/ 最新版をクリックして、ダウンロードします。

インストール画面が出てきますので、PC内のどこかへ保存しましょう。

step
2アイコンを開ける。

インストール後にアイコンが出てくるので、こちらをダブルクリックして、開きましょう。

step
3管理画面をチェックしてみる。

画面のようなものが表示されれば、インストール完了です。

次は実際に将棋GUIの使ってみましょう。

将棋GUIの使い方

ここでは、将棋GUIを使うために、おすすめの設定を書いておきます。

おすすめ設定

対局時のエンジン設定：Threads数を下げて、PCのCPU使用率を調整する。
検討時のエンジン設定：思考時間を短くして、短時間化する。

このあたりを設定しておかないと、もっているPCのCPUを最大限使ってしまう場合がありますので、いろいろ設定してみてください。

かなりCPUを使うソフトなので、CPU温度が高くなりやすいです。使っているPCを保護のためにも設定は工夫してください。

1.対局時のエンジン設定：Threads数を下げて、PCのCPU使用率を調整する

ツール＞対局設定＞対局設定スレッドを選択して、スレッド数を変更する。

赤①の設定をクリックすると、エンジン設定画面が出てきます。

赤②のスレッド数を変更する。デフォルトは12です。下げるほどCPU使用率が下がっています。自分の場合は「8」に設定しました。

2.検討時のエンジン設定：思考時間を短くして、短時間化する

ツール＞検討設定＞思考時間を変更します。

読み筋の検討に使う時間のことです。「一手に使う検討時間」が短ければ短時間で検討が終了します。いろいろ試してみてください。

実際にコンピューターと対戦してみる

対局設定をする。対局→対局設定画面を開きます。

先手か後手のどちらかをコンピューター（GPSfish 0.2.1+r2837 gcc 4.8.1 osl wordsize 32 gcc 4.8.1 64bit：デフォルトで入っているもの）に設定すれば、対局を開始できます。

赤①：対局設定が出来ます。平手やコマ落ちが選べます。

赤②：対局開始をクリックすると始まります。

棋譜解析のやり方

ここでは将棋ウォーズで実際に対局したときの棋譜解析のやり方を書いていきます。

step
1将棋ウォーズの棋譜検索サイトからウォーズIDを入力して、過去の自分の対局棋譜をコピーする。

将棋ウォーズ棋譜検索はこちらからどうぞ。

棋譜検索には将棋ウォーズのIDが必要です。

将棋ウォーズのIDを入力すると、過去の対戦結果一覧が表示されるので、棋譜検討したい対局を選び、右側の「コピー」します。

step
2コピーした棋譜を将棋ＧＵＩへ取り込む。

編集＞棋譜貼り付けをクリックして、将棋ウォーズの棋譜データを将棋GUIに取り込みます。

矢印のところに棋譜データが入っていれば、成功です。

将棋ウォーズの対局棋譜以外でも棋譜解析はもちろんできます。
対局で「あなた」と「あなた」で対戦すれば、好きなように局面を検討・解析できます。

step
3解析開始をクリックすると、評価値・読み筋が表示される。

対局＞棋譜解析をクリックすると、解析が開始します。

将棋GUIのメリット

本文評価値、評価値グラフで形勢判断がわかりやすい。
読み筋、最善手で次の手を勉強しやすい。
過去の棋譜を検討しやすくなった。

こんなところでしょうか。

これで、評価値や棋譜解析が将棋ソフトで使える！！

プロ棋士の対局結果（棋譜データ）を将棋GUIに取り込んで、棋譜解析するやり方を解説した記事もあります。

こちらもあわせてどうぞ。

: 【無料】で使える【将棋プロ棋士の棋譜データ】を【将棋GUI】で棋譜解析するやり方を解説
この記事は、棋譜データベースサイト「将棋DB2」から棋譜データをダウンロードして、「将棋GUI」で棋譜解析するやり方をわかりやすく解説した記事です。

強豪エンジンを使ってみよう！

世界コンピュータ将棋選手権で上位のエンジンも自分のパソコンで使えます。（実際の選手権で使われているものに近いもの）オープンソースとなっており、一般ユーザー向けに公開されています。ここでは、第30回で1位の「水匠」と第29回で1位の「やねうら王」の開発者たちが公開しているエンジンを将棋ＧＵＩで使えるやり方を解説していきます。